交叉耐性(こうさたいせい)

  • のんでいる薬のいずれかが、耐性によって効(き)かなくなった場合、その薬をちがう薬に変える必要があります。
  • ふつうは、ちがう薬に変えれば効(き)くはずなのですが、効(き)かなくなった薬と同じ特ちょうをもっている場合は、効(き)かないことがあります。
  • つまり、のんだことのない薬であっても、効(き)かない薬があるのです。これを交叉耐性(こうさたいせい)といいます。

ひとつの薬に薬剤耐性(やくざいたいせい)ウイルスができると、同じ特ちょうをもった薬も効(き)かなくなるため、選べる薬の種類が減ってしまうのです。